野菜、魚、そして命宿るなにか・・・
こいつらは向こうから来たか?いや、ぼくの中から出てきたか?と言う問いも大して意味はない。
どうせ見たことが無いものは産み出せないし、でも記憶の中では、なにかと混ざってしまう。
長年封印してきた、絵で表現すること。でも、何を表したかったか?の問いに返すべき答えはない。
ただそこに絵が現れ、そしてそれは、箱のようなものに描かれた。何か入っている気(げ)な形だが、でも何も入ってはいない。
でもそこに箱は置いてあり、まるで何かへの捧げ物のようでもある。何に対してか?カミサマ?いのち?それとも、それにあなたが何かを込めて、誰かに贈るのだろうか?
箱贄(ハコニエ)。箱の形の捧げ物。
これは、単なる言葉遊びに過ぎないが、ぼくが何かに捧げるかのように描いたのは確かな記憶である。
- 会期
- 2015年1月30日(金)〜2月13日(火)
- 時間
-
11:00〜18:00 (最終日は17:00まで)
※水・木休館日 - 入場料
- 無料
- 展示作品の販売
- 有り(一部展示のみ)
- 主催
- 渡辺トオル
- 関連情報
- http://petitreason.age5.jp/boku.html
- 連絡先
- Email:jaminabe@gmail.com